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カテーテルとは?

この「製品情報」では「透析とは?」、「アンギオとは?」、「輸液とは?」と説明が続きますが、それぞれ分野は違っても血管に「カテーテル」を挿入する点では同じです。
「カテーテル」はいろんな診療分野で多種多様な種類が使用され、現代医療において欠かせない医療機器となっています。

ではその「カテーテル」とはどのようなものでしょうか?

定義的には「体内に挿入して、検査や治療などを行うための柔らかい細い管」です。体内に入れる事が基本であり、体外につながれる「回路」、「チューブ」、「ライン」等とは分けて使われます。
素材はナイロン、シリコン、テフロンなどの高分子化合物が中心で、太さ1~10mm程度、長さ数cmから2m近くまで、用途、目的によって形状も色々です。

圧や流量の測定、血液・体液の採取や排出、更には検査、治療を行うために「カテーテル」は欠かせない道具であり、全ての診療科で使用されているといっても過言ではないでしょう。
特に近年では外科手術をしなくて済む「カテーテル治療」と呼ばれる分野が大きく発展してきました。

その代表的な例が「心臓カテーテル」です。
心臓の冠状動脈が詰まって起きる「心筋梗塞」の治療は、重症になると昔は外科手術しか方法がありませんでしたが、この方法が開発されてからは、多くの症例がこの方法で助かるようになりました。

「心臓カテーテル」は太ももや腕などの動脈から直径2mm程度のカテーテルを入れ、先端を心臓血管の詰まった箇所に運び、薬剤を注入したり風船で拡張したりして治療するものです。数十分で終わり、大きな傷や痛みが残らず、心的不安、入院日数、経費も大幅に軽減されるため、近年医療の新分野として大きく発展し、現在も世界的に技術開発が続いています。

詳しい製品情報は下記をご覧下さい。
メディキット株式会社 製品情報ページ

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